サーフィンの盛んな高知県黒潮町の浮津海水浴場で8日、地元の入野小学校の6年生12人がサーフィンを体験した。
地元のサーファー約10人が講師になり、サーフボードの上で腹ばいになって手で水をかいて進むパドリングや波をつかむ基本動作を伝授した。
この日は青空が広がり、同町佐賀では最高気温が36度を超す猛暑日となった。児童らはボードの上で立ちあがる練習をした後、夏の海に出た。初めは何度もボードから海に落ちたが、やがて波に慣れ、すくっと立って見事な波乗りを披露した。
気持ちよさそうに波を滑った松岡虹(こう)さん(12)は「サーフィンは初めてだけど波に乗れてとても楽しい」と笑顔で話した。
指導したサーファーの新谷信行さんは「子供たちは上達が早いですね。今日体験したふるさとの美しい海をいつまでも忘れないでほしいです」と話した。(フリーライター・笠原雅俊)